序章 あなたの会社のホームページがダメな理由
ホームぺージで何をするべきなのか多くの経営者は、3つの勘違いをしています。
1、お金をかければいいホームページができる
2、きれいなホームページを作れば商品も売れる
3、プロに作ってもらえばいいホームページができる
これはすべて思い違いです。ホームページの制作会社や広告代理店はきれいなホームページを作る技術は持っていますが、営業やマーケティングの知識は持っていません。それはつまり、尚品やサービスを売るためのノウハウはないということ。そんな人にホームページの制作を任せる時点で間違っているのです。
まず考えるべきなのは、ホームベージで何をしたいのかという点です。企業の案内や製品の情報を簡単に載せるだけのホームぺージなら、会社案内の冊子を作るのと大差はありません。世界には数億程度のホームベージが存在しているといわれています。つまり、あなたの会社のホームぺージが見てもらえる確率は数億分の1。ホームページを作ったら、大勢のユーザーが訪れて問い合わせもバンバンあるだろう、などと考えているのなら、非常に甘い考えなのです。
ホームページで何をするべきなのか。私は、ホームベージは自社の営業マンになるべきだと考えています。集客をし、ニーズのある顧客をつなぎとめて契約にまで導く。これが営業マンの役割を果たす「売れるホームページ」 なのです。
ホームぺージが営業マンになるといっても、ピンとこないかもしれません。例えば、パソコンの会計ソフトを購入したくてネットで検索したとします。そのとき、どんな機能があるのかを文章で紹介してあるだけでは、読んでいる人はイメージが、なかなかつかめないので購入には踏み切れません。かといって、主なメニューの画像がずらずらと並んでいるだけでも、使用感まではつかめないでしょう。こんなとき、営業マンなら顧客の前で実演して見せます。それと同じで、ホームページで動画を使ってソフトの説明をすれば、実際に使用したときの様子をイメージできるので、ネットの情報だけで購入しようと判断できるわけです。
このように、ちょっとした見せ方や読ませ方を工夫するだけで、確実に集客できるようになります。より多くの収益を上げるには、営業マンの数を増やそうと考えるのが一般的ですが、ホームぺージに営業マンになってもらえば、やみくもに営業マンを増やす必要はありません。
事実、当社は営業マン5人で年商6億円を達成した実績もあります。
工藤龍矢書籍『グーグル営業』より抜粋