ホームページと営業マンの足並みをそろえる

ただし、だからといってホームページにすべてを任せておけばいいというわけではありません。商品に興味を持ち、申し込んできた人をしっかりと契約まで導くのは、やはり「人」、営業マンのカなのです。営業マンに力がなければ、せっかく申し込んできた人を逃がす事態を招くでしょう。つまり営業マンとホームページの両方を強化しなければ売上アップに結びつかないのです。その為には営業戦略そのものを構築しなければなりません。人とホームページの両方を駆使した営業スタイルが「グーグル営業」です。

グーグル営業で成果を出すには、まず経営者自らがグーグル営業を通して自社はどういう営業戦略を展開するべきなのか考えるところから始まります。そこで踏ん張れるかどうかが、グーグル営業の成功にかかっているといえるでしょう。ホームページの制作会社に頼むにしても、ITに関する知識はなくても、いわゆる勘どころを指示できるようになっておかなければ、役に立たないホームベージができてしまいます。これではお金をドブに捨てるようなものです。ですから、経常者の皆さんは、本書をweb担当者や営業マンに渡す前に、まず自分で読んでみてください。

グーグル常業は、経営戦略の核を担います。当社はWebマーケティングを請け負っていますが、その際に「経営者や営業担当の幹部も必ずプロジェクトに参加すること」という条刊を付けています。もし相手が「お金は出すからそっちで全部やってよ」というのなら、残念ながら断ります。経営戦略は経営者自らが立てるものです。グーグル営業を成功させるには、経営者の意識をまず変えなければなりません。

工藤龍矢書籍『グーグル営業』より抜粋

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