コンバージョン率を1%上げるために
前項でコンバージョン率を上げるというお話しをしました。では、コンバージョン率を1%上げるためには、どれぐらいの人にホームページを見てもらえばいいのでしょうか。
それを現したのが次ページの図です。セッションとはサイト訪問者の延べ人数、インプレッションとは自社のホームページが検索エンジンで検索してもらって見てもらえる回数のこと。
例えば月に20件の問い合わせが欲しいと目標を立てた場合は、月に2000セッション、つまり2000人の人に見てもらわなければなりません。そして2000人の人に見てもらう為には、検索エンジンで5万回検索してもらわなければならないのです。問い合わせが12件しかなかった場合は、ホームページの中身に問題があるのか、そもそもホームベページを閲覧されていないのかという判断が必要になります。セッション数から問い合わせにつながる割合が低ければ、ホームページの中身に問題があると判断できます。検索サイトで名前が出ていてもセッション数が少ないのであれば、検索エンジン上に表示される説明文や広告文に問題があるのかもしれません。
自社が今、何ができていて何が足りないのかを判断するためのツールとして、完全制覇4ステップのタスクの表をぜひ活用してください。社内でこの表を共有すれば、最強の営業チームを作れます。
工藤龍矢書籍『グーグル営業』より抜粋