顧客の隠れた心理を読み解くトレーニング

ユーザーのニーズをくみ取るトレーニングは、グーグル・アナリティクス、スポンサードサーチ、アドワーズの管理画面の3つで行うことができます。どのキーワードで訪れたユーザーが多くのページを見てくれているのか、滞在時間が長いのか、すぐに去ってしまうのか、コンバージョンするのか。この4点を重点的にチェックしていると、「こういうキーワードを使う人はこれを望んでいるんだな」 とだんだん分かるようになってきます。ITの専門的な知識がなくても、これらの機能はすぐに使えるようになるので、ぜひ導入してみてください。

そして、皆さんもネットで毎日のように何かを検索しているでしょうから、その際に「今、私はこんなキーワードで探そうとしている」と意識してみることです。そのキーワードからどんなサイトを選び、どんな商品やサービスの内容に興味を抱いて購入に踏み切ったのか、プロセスを客観的に分析してみるのです。おそらく、多くのユーザーが同じプロセスで購入しているでしょうし、そのプロセスを知ることが売れるホlムページ・儲かるキーワードを知ることにもなります。

数字だけを見るのではなく、キーワードを入力した人の気持ちはどんなだろうと想像するトレーニングも日ごろ行っていると、3カ月~6カ月くらいでキーワードに隠された顧客の心理をある程度読み解けるようになります。

工藤龍矢書籍『グーグル営業』より抜粋

Copyright(c) 2010 SSGホールディングス株式会社 All Rights Reserved.